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テロ事件をテーマにしたテーリ・テムリッツの新作
Lovebomb (愛の爆弾)
 
- Susumu Kunisaki


In Sound & Recording (Japan), April 2003.

 

2001年9月11日に全世界を震撼させたテロリストによるニューヨーク、ワシントンD.C.、ペンシルバニアの襲撃事件。この事件は音楽業界にもさまざまな影響を与え、その多くは愛と希望を呼び戻そうとする慈善的な立場に基づいて製作されたものだった。一方、テーリ・テムリッツはといえば、テロをモチーフに愛の曖昧さと危険性をテーマにした『愛の爆弾』(MILLE PLATEAUX:MP117)を発表。ミニー・リバートン「ラヴィン・ユー」のボーカルを、アパルトヘイトのラジオ・テキストにそっくり差し替えた、テーリ流ラブ・ソング(?)など、タイトル通りの爆弾が仕掛けられている。